先日このブログの記事にも書いた「
最近悩ましいこと」について、
本日の朝、語り場で会長に相談した。
語り場とは、日本財団の職員と
笹川陽平会長が語る会。
10名程度の職員と会長、理事長、常務、経営企画グループ
担当者等が出席し、
火曜日の朝、8:00〜10:00、16:00〜18:00に開催される。
初めて語り場に出席したときのこと、右も左も分からないまま
CANPANについての議論がされ、
会長に意見を求められた。しかも最後に

かなりのプレッシャーの中、声も震えながらとにかくしゃべった記憶がある。
それ以来、語り場での発言は常にトリ。
出向者が財団内部の指摘をすることによって、職員が話しづらくなることを懸念してのことだと思うが、
私からしてみれば、順番を待つ間のプレッシャーは人一倍長く、胃が痛い

それにしても、あれだけ毎日お忙しい会長が、ここまで時間を割いて職員の声に耳を傾ける姿に驚いた。
会長は「忙しいかどうかは私が決めることで、あなたたちが判断することではない。」
とおっしゃっていたが・・・。
会社のトップが職員ひとりひとりと直接対話する時間を何よりも大切にしている。
さらに業務内においても、この語り場の優先度はかなり高い。
これがどれほど恵まれた環境であることか、職員は気づいていないようである。
それはさておき、最近悩ましかった事。
助成決定後の辞退が増加することによって、審査の柔軟性が薄れていく、
財布の口が狭くなっていくことを感じていた。
慎重に審査をすることは悪いことではないが、固執した考えのもとに行なわれる審査や、
助成事業のマンネリ化、ルーチン化につながることは決して良い事だとは思わない。
本日の語り場で、会長に「しばらく財団で働いてみて不満は無いのか?」と聞かれた。
「中の職員が気づかないことを外の人に指摘してもらうことが大事なんだ。
それを恐れていたら、新しい事業なんて一切できない。何か無いのか?」と。
思い切って言ってみた。
「直接的には新規事業とつながりにくいんですが、辞退増加によって・・・云々」
恐る恐る発言していた私の気持ちを察したのか、会長の温かい言葉に救われた。
「あなたは本当に良い視点を持っている。あなたと全く同じ事を昨日Kさんに指摘したんだよ。
自信持ちなさい。世の中は日々変化している。助成金の辞退があって当たり前だろう。
社会が変わっているんだから制度も変わるし財団も変化する。
辞退は職員の力量を問うものではない。能力が無いから辞退が出たとは一切思わない。
まして、辞退によって柔軟性に欠けるなんてもってのほかだ。」
やはり笹川会長は本当に大きな器量の持ち主だと思う。
そして、ほんとに柔軟性のある方だと、改めて尊敬した。
posted by ami at 19:29| 東京

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